■留学前、渡航時について

・留学のきっかけや留学先を決めた理由
公務員として7年働いていましたが、どうしても英語を勉強してキャリアアップを目指したい、海外で生活をしてみたいという夢を捨てることができず、退職をしました。
ドバイは様々なアクセントの英語が学べたり、多様な文化を一度に吸収することができて治安や衛生もいい国だと思い、選択しました。ドバイ留学サポートをしてくれるエージェントを数社比較しましたが、一番アズさんがスムーズだったためお願いしました。

・留学前に心配・不安だったこと
①コロナで入国状況が変わるかもしれなかったこと
→これは運でした。が、出国前は状況が改善していたのでよかったです。不安であれば保険等しっかり検討した方がいいと思います。
②円安の影響で物価高騰すること
→これも運でした。
③暑さ
→日中は外は歩けないので、屋内で過ごしていました。が、屋内はクーラーがきいているので少し寒いくらいでした。
④アルバイトが見つかるかどうか
→アプリや学校からの斡旋、友だちからの紹介等で職種を制限しなければすぐに見つかりました。
⑤住居が見つかるかどうか
→こちらもアプリや友だちからの紹介等ですぐに見つかります。下見はいつも誰かについてきてもらっていました。
⑥食が合うかどうか
→もともと食のストライクゾーンが狭く、日本食大好きだったので、最初は辛かったです。キッチンが使えるようになってからは、醤油と砂糖だけで日本食っぽくアレンジしていました。お米はエジプト米を購入していました！日本米とそっくりでした。ジャンクフード（ピザ・ハンバーガー・フライドチキン等）が好きな方は不自由しないです。

・日本と現地の空港での手続き、到着後の空港送迎はスムーズでしたか？
到着後、学校から派遣されたドライバーが待機してくれていました。出国前にWhatsAppで連絡をしていたのでとてもスムーズに会うことができました。ドライバーはとてもフレンドリーで緊張がほぐれました。車の音楽の音量はとてもうるさかったですが・・・笑

■学校関連について

・学校の先生やスタッフ、授業内容はいかがでしたか？
学校のスタッフ、先生は皆さんとてもフレンドリーでした。ビザや住居、職の相談にも気軽に乗ってくれました。休日に一緒に先生含めクラス全員で朝ご飯にいくこともありました。授業の進め方は先生によって全く違います。スピーキングを改善したい等事前に先生に要望しておけば、追加でタスクをくれたりしました。多いクラスで15人ほどでしたが、朝クラスだったためか出席率も悪く毎日多くて10人くらいでした。アットホームなのでしゃべる機会は多かったです。

・入学時のレベルと修了時のレベルをそれぞれ教えてください
入学時はB1クラス、修了時はC1クラスでした。この学校はA1,A2,B1,B1＋,B2,C1のクラス分けがあります。
入学時にテストをし、振り分けられました。毎週金曜日にテストがありました。

・国籍バランス（学校全体、クラス内）や母国語禁止ルールはいかがでしたか？
学校全体を通して午前クラスは日本人が2名いるかいないか・・・という感じでした。私は1年いましたが、クラスで日本人とかぶることはなかったです。トルコ人が一番多かったです。他にはロシア、南米が多かったです。アジア人は少なかったです。

・学校の施設や教材、周辺環境はいかがでしたか？
大学のキャンパスを思い出させるような環境でした。レンジや給水器は無料で使用できます。図書館はありません。まわりにもたくさんの学校や塾があったので学生で賑わっていました。フードコートが近くにあります。全体的にとても綺麗で清潔でした。トラムの駅も近いので、その沿線（マリーナ）に住んでいる生徒が多かったです。

・学校のアクティビティやオプションクラスに参加しましたか？内容はいかがでしたか？
毎日様々なアクティビティがあります。毎回スタッフが目的地まで連れて行ってくれます。アクティビティによっては昼出発のものがあったので、午後クラスの生徒は参加しにくいと思います。参加料金が発生するものはその都度支払いをする必要がありましたが、グループ割りが適用されているので個人で参加するより学校で参加した方がお得だと感じました。

職業探しのために面接の対策やCV（履歴書）の書き方等を学べるクラスや、スピーキングクラスなどもあり、これらは全て無料でした。本当に助かりました。

■滞在について

・同室の生徒の国籍、食事内容、施設の清潔さや快適さはいかがでしたか？
私の通っていたときはESAWとMYRIADが学生寮としてありました。私は1ヶ月MYRIADに滞在していましたが、学校までバスで1時間（渋滞していたら1時間30分）かかっていました。バスの本数もありません。そして周辺にはなにもありません。学校に行くことだけが目的であれば十分だと思いますが、アルバイトをする予定だったので1ヶ月でよかったと思いました。
施設は清潔でした。一人部屋で小さな冷蔵庫がついていました。キッチンは階に1個しかなく、シェアでしたが時間帯によってはすごく混んでいたり汚かったです。プールや自習施設等もありました。洗濯機と乾燥機もありましたが、混んでいたので大変でした。
実は留学検討時、居住先がすぐに見つかるか心配だったため、学生寮で1年間過ごそうとしていたところをアズさんから「延長もできるから1ヶ月程度にした方がいい」とアドバイスを頂いたおかげでアルバイトの選択肢や休日の行動範囲が増えました。本当に感謝しています。
他のエージェントを通して他の学校に通っている学生寮滞在中の日本人の方が、6ヶ月分最初に払ってしまってるから移動出来ないし(返金がない)、寮も遠くてアルバイトを探すのが難しいと何人も嘆いていました。
ちなみに他の留学生はESAWが多かったですが、とても汚いと文句を言っていた生徒が多かったイメージです。今後新たな学生寮を増やす予定だそうです。

・シェアメイトの国籍、毎月の家賃、通学・通勤時間を教えてください
1件目はアプリで探しました。マリーナだったので学校までトラムで10分程度のところでした。1部屋（バストイレ込み）キッチン、バルコニーシェアで4000DH/月。
※2024年6月現在1AED(UAEディルハム)＝44.28円で計算すると約18万円
周辺にはカルフールもあり便利でした。海までも近く環境は良かったです。シェアメイトは4人のロシア人でした。毎日キッチンは清掃員が清掃をしてくれていたので綺麗に使えました。
2件目もアプリで探しました。アルバイトの都合上ビジネスベイという地域を選択し、学校までメトロで30分程度のところでした。1部屋（バストイレ込み）キッチン、バルコニーシェアで4000DH/月。メトロまでは徒歩2分なので夏の暑いときでも我慢できました。シェアメイトはインド人、エジプト人、スペイン人等4名でした。
3件目もアプリで探しました。2件目のキッチンが汚すぎたので引っ越しを決めました。同じビル内ですが1部屋、バストイレ、キッチン、バルコニーシェアで3200DH/月。部屋は狭いですがシェア部分は毎日清掃に来てくれるので毎日綺麗に利用できます。シェアメイトは、シリア、ヨルダン、ロシア、エジプト等8名です。
アプリ利用する際は詐欺にご注意ください。私も数回だまされそうになりました。。。

■持ち物・お小遣いについて

・持っていけば良かったもの、持参不要だったもの
持って行けば良かったものは、歯ブラシ。現地で売っているものは大きいものばかりで使いにくかったです。持参不要だったものはサングラス。普段かける習慣がなかったので結局使いませんでした。笑

・滞在中のお小遣い（飲食代、交通費、旅行代など）はいくらくらい使いましたか？
外食すれば2000円以上はかかります。スーパーで野菜等を購入し、自炊するのであれば日本とそんなに変わりません。交通費は日本より安いです。私は毎日トラムやメトロに乗るので3ヶ月乗り放題カード等を駆使して節約していました。タクシーもアプリがあるので安心です。

■アルバイトについて

・仕事探しの方法、仕事内容、時給など教えてください
学校が紹介してくれたサイト等に登録したり、知人に紹介してもらったりしました。時給は基本的に交渉でした。私は日本語講師と日本料理店でアルバイトをしていました。アルバイト中は英語を使うので学校外でも英語力を向上させることができるいい機会になりました。

■アズ留学センターのサポートについて

本当に感謝しています。留学前は心配なことが多く、質問を多々していましたが、どの質問にも迅速に答えていただき安心できました。
留学中にもたまに連絡をくださったり、本当に心強かったです。ありがとうございました。

■これから留学する人へのアドバイス

日常を変えたいと思ったら是非挑戦してみてください。一度きりの人生、新たな発見がまだまだあるんだと思えます。

■留学の総評

前職を辞めることに抵抗がありましたが、人生一度きりだと思い留学を決めました。年齢的にも若くはなかったので不安でいっぱいでしが、その分学校では他の生徒に負けじと努力をしました。おかげさまで周りの人に「あなたは英語がしゃべれるね」と言われることが多くなり本当に嬉しいです。世界が広がりました。また、留学をしないと会えなかった国籍の人たちに会うことができ、異文化に触れて毎日が驚きと学びでした。1年間でやっと英語を使うことになれてきました。このまま日本に帰国するのはもったいないと思い、私はドバイで就職をすることになりました。まさか1年後ドバイで英語を使って就職をすることになるとは思いもしませんでしたが、毎日楽しく過ごしています。今後も英語力を磨き、自分のキャリアアップにつなげたいと思います。