【休学留学体験談/フィリピン】語学留学12週間inバコロド(大学生・Miyuさん)

プロフィール
名前:Miyuさん(留学当時大学3年生)
学校名:エルエスエルシー/ラサール大学附属語学学校
コース名:ESLレギュラー(マンツーマン4コマ+グループ2コマ+オプション2~4時間)
留学期間:12週間(2025年4月~6月)
滞在方法:寮(3人部屋、毎日3食付き)
ビザタイプ:観光(ビザなし)
■留学前、渡航時について
・留学のきっかけや留学先を決めた理由
まず、留学費用が手頃な国に行きたく思い、最も手頃な価格で語学留学ができるフィリピンで語学留学をしたいという趣旨をアズ留学センターに相談したところ、バコロドにあるLSLCを紹介していただけた。
・留学前に心配・不安だったこと
金銭面が一番不安だった。事前にクレジットカードの他にWISEの準備をしたり、どのくらい現金を持っていけばいいのかで悩んだり、と、とにかく現地での生活が不明瞭であったので金銭面が不安だった。
・日本と現地の空港での手続き、到着後の空港送迎はスムーズでしたか?
日本からバコロドに到着するまでは、特に問題なくスムーズに移動することができた。しかし、SIMを事前に購入していなかったため、フライトが遅延した際に送迎に来てくれていた日本人マネージャーにその趣旨を連絡できず、本当に送迎に来てもらえているのか不安だった。
■学校関連について
・学校の先生やスタッフ、授業内容はいかがでしたか?
学校の先生は皆とてもフレンドリーで親しみやすく、楽しく授業を受けることができた。授業の中身としては、基本教科書を使って日常会話を学ぶといった内容で、実践的な英語力を身につけることができた。
・マンツーマンレッスンの先生、内容はいかがでしたか?
毎時間異なる先生の授業を受けていたのだが、個性豊かで教え方も多種多様だったため大量の英語に関する知識を得ることができた。どの先生もユーモアで溢れており、とにかく楽しく授業が受けられた。雑談をする機会も多く、先生と互いのことを知っていくうちに親密度が高まり、ランチに行ったり休日に出掛けたりするくらいには仲良くなった。
・グループレッスンの先生、内容、クラスメイトはいかがでしたか?
グループレッスンでは私含め3人の留学生と一緒だった。1人は韓国人、もう1人は台湾人であったため、多様な国の文化を英語を通して知ることができた。毎週金曜日にはアクティビティとしてカフェに行ったり美術館に行ったりして、楽しく英語が学べた。
・入学時のレベルと修了時のレベルをそれぞれ教えてください
入学時は授業中に先生と話すときでさえも緊張して口数が少なく、英語もままならなかった。先生達に最初はシャイだった、と言われるほどだった。しかしだんだん自分の英語力に自信がついてきて2ヶ月目に突入した頃には英語がすらすらと口から出てくるようになった。コミュニケーション力も格段に上がったように感じた。
・国籍バランス(学校全体、クラス内)や母国語禁止ルールはいかがでしたか?
国籍バランスは、日本人が4人、台湾人が1人、残りは韓国人が7人ほどという感じだった。私が留学した時期がたまたま閑散期で人が少なかったため個人的にはちょうど良い人数で過ごしやすかった。母語禁止ルールは特になかった。
・学校の施設や教材、周辺環境はいかがでしたか
ラ・サール大学付属ということもあり、施設はかなり整っていた。周辺には飲食点やドラッグストアが多くあったため過ごしやすかった。ジプニーやトライシクルも頻繁に走っていたため交通の便も非常に良かった。
・学校のアクティビティやオプションクラスに参加しましたか?内容はいかがでしたか?
大学主催の日本フェスティバルや多国籍フェスティバル、他にも大学生とのバディプログラムに参加したが、どれも新しい経験となり非常に有意義な時間だった。交友関係が広がると共に、羞恥心を取り除くこともできて、日本ではなかなかできない素敵な体験ができた。オプションクラスでは、CNNというアメリカのニュースを取り上げたクラスに参加したり、現地の大学生に日本語を教えるプログラムに参加したりとここでも自分の知見を広げる経験ができた。
■滞在関連について
・同室の生徒の国籍、食事内容、施設の清潔さや快適さはいかがでしたか?
日本人の女性がルームメイトだった。食事は三食毎日決まった時間に出たので食事には困らなかった。料理は基本韓国料理だったためどれも美味しく食べることができた。部屋はベッドと机、シャワールームのみでシンプルだった。虫はたまに出るが扇風機や冷房もついており割と快適だった。
■持ち物・お小遣いについて
・持っていけば良かったもの、持参不要だったもの
下着のみ自分で手洗いだっため簡易的な桶は持ってきたら便利だったな、と思った。ドライヤーと変圧器を持参したが、電圧が大きすぎて使い物にならなかったため、ドライヤーは現地で買った方が荷物にならないと感じた。
・滞在中のお小遣い(飲食代、交通費、旅行代など)はいくらくらい使いましたか?
毎月娯楽代として1万円以上は両替していた。物価が安いからこそ躊躇せずお金をたくさん使ってしまった。
■アズ留学センターのサポートについて
まず留学前に語学学校に関する情報をくまなく教えてくださり非常に助かった。準備を進める中で不安に感じたことを質問すると的確に質問に答えてくださって、非常に安心して頼れる存在だった。
■これから留学する人へのアドバイス
現地でしか学べないこと、出会えない人、素敵な経験がたくさんあり、間違いなく行って良かった、と思える経験になると思うので、恥を捨てて、とにかく何でも挑戦してみることをおすすめします。不安なことがあっても周りを頼ったり経験を積むことで自然と解消されるので、特に心配する必要はないと思います。
留学の総評
今回3ヶ月間の語学留学をしてみてまず最初に思ったことは、「帰りたくない」でした。とにかくバコロドでの生活は心地いいもので、人はアットホームで笑顔を絶やさないし、日本とは異なる環境にも関わらずすぐに環境に適応できたため、とにかく帰国したくないという気持ちでいっぱいでした。
バコロドのご飯も口に合い、とにかく安いため痩せるどころか3キロ太って帰国しました。そして何より周りの人たちが素敵な人たちばかりで、毎日誰かしらと会話をしたり、出掛けたりしてとにかく楽しかったです。
留学期間中、セブ島や隣のイロイロ島という島に旅行をしたりもしました。特にLSLCの日本人マネージャーがとてもフレンドリーだったことから一緒にカフェに行ったり旅行をしたりもしました。先生達もとにかくフレンドリーで毎日授業を受けるのが楽しみでした。
1日授業で埋まっていたため朝が早く、食事の時間も決まっていたため生活リズムが整い、毎日時間を無駄にすることなく過ごすことができました。
留学を機に恥を捨て何でも挑戦しようとする気持ちとコミュニケーション能力が身についたような気がします。
私は将来英語の教員になりたいと思い、そのための経験として留学を決めましたが、それ以上に得たものが大きく日本の英語教育を客観的に見直す良い機会にもなりました。語学留学をすることで、生きた英語に触れる事ができます。実践的な、切実性のある英語に触れる事で、英語がより簡単に身につきました。英語を通して文化の違いも学ぶことができました。国民性が全く日本と異なること、宗教観の違い、食文化など、たくさんの違いにも触れる事ができ、刺激的な時を過ごせることにもなります。
私は留学費用を優先的に考えてフィリピン留学を決めましたが、費用の安さだけでなく多くの魅力がフィリピン、特にバコロドにはありました。私はバコロドへ留学することを強くおすすめします。バコロドで出会った人たちとは帰国した今でも連絡を取り合っており、一緒にまたバコロドを訪れよう、とも話しています。一生物の素敵な人間関係を気づけたことが大きな魅力だと私は思います。