【高校留学体験談/アイルランド】高校留学約1年間inダブリン（K.Tさん･女子）
プロフィール
名前：K.Tさん（留学当時高校１年生）
学校名：King’s Hospital School（私立共学校）
コース名：高校正規留学 Transition Year (TY)
留学期間：1年間 2023年8⽉〜2024年6⽉2日
滞在方法：寮（ボーディング-全寮制）
ビザタイプ：学生ビザ
■King’s Hospital Schoolについて
King’s Hospital Schoolは、創立300年の歴史がある男女共学校です。ダブリンの西部郊外の町パルマースタウンに位置し、80エーカーの広大なキャンパスを擁します。進学率も高く、教育レベルの高い高校の一つでもあります。ボーディングスクールなので、寮も完備されており留学生のほかに、現地の学生含め全学生の約35％が寮生としてキャンパス内で生活をしています。
基本データ
■ 創立：1669年
■ 学校形態：私立・男女共学
■ 生徒数：約700名
■ 滞在：ボーディング/通学
■ 最寄りの空港：ダブリン国際空港
■公式サイト：https://kingshospital.ie/
■留学前、渡航時について
・海外の高校に留学をしようと思ったきっかけや理由を教えてください。
小さい頃から海外ドラマや映画をみていて、海外の高校に行きたいとずっと思っていたからです。また、英語力を上げたくて海外の学校で勉強をしたいと思ったのも理由の1つです。
・高校に留学する前に、海外渡航や海外留学の経験はありましたか？
小学5年生の時に、学校の短期留学プログラムで、夏休みに2週間ほどオーストラリアに行きました。現地の学校に行き、ホームステイを体験しました。その時のホームステイ先の方がとてもいい人たちで、楽しい思い出を作れたことをよく覚えています。
・留学前に英検などの公式スコアは持っていましたか？
英検準1級
・留学前に特に心配だったことはありましたか？
友達作りや、個人的なことでいうと、身長が低めなのが心配でした、、笑
■学校関連について
・海外の学校ではどんな選択科目を選びましたか？
選択する科目は特になく、ほぼ全ての主要、副教科をローテーション式で受けることができました。
・好きな授業や苦労した授業を教えてください。
好きだった授業は家庭科で、週に1回料理をする時間があっていろんな食べ物を作れて楽しかったです。 苦労した授業は英語です。先生の話を聞いたりするのは問題ありませんでしたが、授業の内容を理解したり、長文のエッセーなどを書くのに苦労しました。
・海外の高校と日本の高校と違うところはどんなところでしたか？
海外の高校は日本の高校とは違い、授業毎に休み時間はなく、3時間毎に15分程の休み時間がありました。また、ホームルーム教室は特に決まってないので、全ての授業で移動をしなければならないところです。私が行った学校は校舎がとても広かったので、最初の頃は教室の場所を覚えるのがすごく大変でした、
・学校生活で楽しかったことをいくつかピックアップしていただき、 エピソードなどを添えて教えてください。
学校生活というか、寮生活で楽しかったことは、友達と校舎の中でかくれんぼをしたことです。初めての体験だったので、とても面白かったし楽しかったです。また、友達の誕生日の時はみんなで誕生日の子にばれないようにプレゼントやケーキを買って、寮の部屋でパーティーをしました。留学中に友達から誕生日を祝ってもらえて嬉しかったです！
・学校の休み時間や放課後はどのようにすごしていましたか？
学校の昼食時間は、友達と一緒にご飯を食べながら話をしていました。話に夢中になって授業がはじまる数分前まで話していたこともありました！笑 放課後は課外活動に参加しました。運動は苦手ながらもサッカーに挑戦しましたが、あまり良い思い出はありません、、笑笑
■ご留学の総評
留学前と今の自分を比べて変わったところは、積極的になったところだと思います。友達を作るために積極的に人に話しかけたことで、前より積極的になったのだと思います。
また、1年の留学が終わって日本の高校に戻ってからも、1年下の学年になりましたが、友達作りに積極的になったことで、中学校生活と比べて断然友達が増えたし、友達のおかげで学校に行くのが楽しくなりました。 家族からも、「大人っぽくなったね、成長したね」と言われました。
この留学で、日本は本当に素晴らしい国だと発見することができました。治安も良く、交通インフラも整っていて不便はなく、なによりご飯が美味しいです！！日本食は本当に偉大です！留学中に何度も日本食が食べたくなりました。留学前より日本のことがもっともっと大好きになりました！！
■これからの目標や将来の夢などを教えてください。
これからの目標は、海外の大学に進学することです。留学をして日本の良さを改めて知りましたが、他国と比べて劣っている点も知ったので、日本をもっと良い国にするために海外の大学で政治などについて勉強したいです。将来の夢は詳しく決まってはいませんが、日本の為に働きたいです。
■これから留学を考えている人にアドバイスをお願いします！
留学をして、自分の日本についての知識のなさにびっくりしたので、留学行く前になるべく沢山日本のことを勉強しておいた方がいいと思います。 海外の友達は自分の国のことについて沢山知っていましたが、友達に聞かれても曖昧な答えしか言えない自分が恥ずかしかったので、日本について聞かれたら色々答えられるようにしておいた方が絶対いいです！
以上、K.Tさんのアイルランド高校留学レポートでした！
Kさんは日本ではインターナショナルスクールに通っていたこともあり、英語は準1級をお持ちでしたので、現地でのコミュニケーションは問題なかったようですが、ライティングなどでは少しご苦労があったようです。Kさんが通われたKing’s Hospital Schoolは1669年創立のアイルランドの高校の中でも最も歴史ある学校の一つで、勉学だけでなくクラブ活動も盛んで、文武両道の学校です。ほとんどの生徒が高等教育（カレッジや大学）に進学します。Kさんは、寮に滞在しながら、友達をたくさん作って楽しい学生生活を過ごしてくれました。また英語力を上げるためにケンブリッジ英検の勉強も追加で行っていました。また、トランジションイヤー（高校1年生）だったので、途中でインターンシップの機会があります。仕事探しは少し苦労されていましたけれど、無事に見つかって頑張っていました。日本の高校に戻られて、将来はまた海外の大学へ進学を検討されているとのことです。日本の良いところも、良くないところも、この留学で見えてきたとおっしゃっていて、「将来は日本のために働きたい」ということです。この留学をきっかけに、大きくご成長いただけた様子が何よりも嬉しく思います。1年間本当によく頑張りました。アイルランドの教育はユニークで、日本人はまだまだ少ないので、とてもインターナショナルな環境で学ぶことができます。Kさんのように、アイルランドの高校留学に挑戦してくれる生徒さんがもっと増えていけばいいなと思っています！アイルランドの高校留学、または海外の高校留学にご興味のある方は、アズ留学センターにお気軽にお問い合わせください。
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私たちは未来を背負う10代の方々の夢や教育の機会を、どうしたら安全な場所で、安全な形で提供できるか、常にアンテナを張って情報収集に努めていく使命感を感じています。留学は語学力を磨く機会でもありますが、英語はツールにしかすぎません。英語で何かを学んで、視野を広げ、様々な考え方に触れていくこと、その中で、自分自身を見つめるという作業がとても大切なことだと感じています。海外に留学すると、日本にいるときには、家族や友達、周囲の方々に守られていたことに気づきます。コンフォートゾーンを飛び出す勇気をもって「留学」にチャレンジした先に自立や自信、大きな喜びが待っています。私たちは、言語習得はもちろんですが、留学生活を送る中で、自分と異なる考え方に触れ、価値観のバイリンガルになっていただきたいと常々思っています。
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