カナダ モントリオール
「北米のパリ」と称される町並みを楽しむことが出来る、カナダのモントリオール留学についご紹介します。
カナダのモントリオールはトロントに次いで規模の大きいカナダ第2の都市で、フランス系移民が多く、世界のフランス語圏の中ではパリに次いで規模が大きい街のため、住民の9割以上は英語とフランス語を話すバイリンガルと言われています。
気候は、冬が長くて降雪量が多く真冬は最高気温でも0度を下回るほど冷え込む環境ですが、日本の東北や北海道エリアと比較すると降雪量はそこまで多くありません。逆に、夏は暑くなることで有名で、夏場は最高気温が30℃以上になることも珍しくありません。
トロントやバンクーバーに比べて知名度はそこまで高くないため、日本人比率が低いことが特徴です。
また、トロントやバンクーバーに比べて物価が安いため、予算を抑えながら日本人が少ない環境で集中して語学学習に取り組みたい方にオススメです。
モントリオール留学の5つの魅力
モントリオールでは多くの人が会話にフランス語を使いますが、英語も公用語として指定されているため、ほとんどの人がネイティブレベルで英語を話すことが出来ます。
そのため、モントリオールの語学学校の半数は、フランス語と英語の両言語を対象にしているため、英語だけでなくフランス語も学びたい!といった方にオススメです。
もちろん、英語も公用語として指定されているため、英語だけを学びたい方にもオススメです。
カナダ留学で知名度が高いトロントやバンクーバーと比べるとモントリオールは知名度はそこまで高くないため、日本人の留学生が少ないのが特徴です。
日本人が多い環境だと、日本人同士で固まってしまい英語環境ではなくなってしまうため、留学当初に想像していたよりも英語が伸びずに悩む方が多くいます。
モントリオール留学は、日本語を使わない環境に身を置くことが出来るため、語学を効率的に伸ばすことが期待出来ます。
モントリオールは他のトロントやバンクーバーに比べて物価が安いことも魅力の一つです。
物価の比較として分かりやすいのがシェアルームやアパートですが、トロントやバンクーバーでは最低1ヶ月550ドル〜600ドルの家賃に対して、モントリオールでは1ヶ月約400ドルで部屋を借りることができます。
郊外であれば300ドル代の部屋もあります。
さらには、モントリオールがあるケベック州は、大学やカレッジなどの学費が安い都市としても有名で、トロントがあるオンタリオ州の平均が8,000ドルなのに対し、ケベック州は約3,000ドルと半額以下で学校に通うことが出来ます。
モントリオールは、フランス料理や文化が色濃く残っているため、モントリオールの旧市街やサンローラン通り、クレセント通り沿いには数多くのフレンチレストランがあります。
モントリオールは、市民1人あたりのレストランの数がカナダで1番多い地域です。北米の中でもニューヨーク市に次いで2番目で、その分多くの食文化を体験することができます。
モントリオールを代表する料理として、ケベック州発祥のカナダを代表する名物料理のプーティーン(ポテトフライにグレービーソースとチーズをかけたもの)やベーグル、スモークミートが有名です。
その他にも、モントリオールはパン屋やカフェが多く、お洒落なカフェテリアは街の至る所にあります。
モントリオールは、フランス文化の影響を強く受けているため、「北米のパリ」と言われています。ヨーロッパ風の綺麗な街並みが多く、歴史的な建物もたくさん存在し、古い街並みと近代的な街並みが融合した街です。
モントリオールのダウンタウンの中心にはMount Royalという小さい山があり、その山より高い建物を建ててはいけないという決まりがあつため、トロントやバンクーバーのダウンタウンのように高層ビルがないのも特徴的です。
モントリオールのフォトギャラリー
モントリオールの基本情報
正式名称 | モントリオール(Montreal) |
---|---|
国 | カナダ(Canada) |
州 | ケベック州 |
人口 | 174万人 |
公用語 | 英語、フランス語(ケベック州、ニューブランズウィック州) |
通貨 | カナダドル |
電圧 | 100~120V |
コンセントタイプ | Aタイプ |
時差 | 日本時間より-14時間、サマータイムは-13時間 |
アクセス | 成田空港からモントリオールへの直行便で12時間 |
治安 | 治安の良いモントリオールは北米にある都市のなかでも特に安全に暮らせる街として知られていますが、「夜中に人気のない道を一人で歩かない」「人混みではスリに気を付ける」といったことには注意が必要です。 |
食事 | ケベック州発祥のカナダを代表する名物料理のプーティーン(ポテトフライにグレービーソースとチーズをかけたもの)やベーグル、スモークミート |
モントリオールの気候
月 | 最高気温 | 最低気温 | 降雨/雪量(mm) |
---|---|---|---|
1月 | -5℃ | -14℃ | 80 |
2月 | -3℃ | -12℃ | 60 |
3月 | 3℃ | -6℃ | 72 |
4月 | 11℃ | 1℃ | 84 |
5月 | 19℃ | 8℃ | 82 |
6月 | 24℃ | 13℃ | 82 |
7月 | 26℃ | 16℃ | 91 |
8月 | 25℃ | 15℃ | 93 |
9月 | 20℃ | 10℃ | 85 |
10月 | 13℃ | 4℃ | 90 |
11月 | 6℃ | -2℃ | 92 |
12月 | 2℃ | -9℃ | 88 |
モントリオールの観光スポット
ノートルダム大聖堂
ケベック 州の「モントリオール・ノートルダム大聖堂」は、1829年建設のネオ・ゴシック様式の重厚な建物で、世界遺産にも登録されているモントリオール旧市街にある北米最大級の教会です。ノートルダムはフランス語で「聖母マリア」を指し、ノートルダムを冠した教会は、世界各地のフランス語圏の都市に建てられ、聖堂内部は、素晴らしい祭壇やステンドグラスで色とりどりに装飾されています。7,000本のパイプをもつ世界最大級のパイプオルガンがあり、年間を通じて定期的にコンサートが行われています。
名称:Notre-Dame Basilica of Montreal
住所:110 Notre-Dame St W, Montreal, Quebec H2Y 2V5, Canada
Web:https://www.basiliquenotredame.ca/en
モントリオール地下街
RESOと呼ばれるモントリオールの地下街は、全長約33キロメートルに複数の地下鉄の駅とショッピングセンター、ホテル、学校、商業施設などが地下通路で連結されており世界最大規模と言われています。モントリオール市内のビルやさまざまな施設と直結していることから屋内都市とも呼ばれています。モントリオール地下街には、衣料品店やレストラン、カフェ、クリニックや歯科など、生活に必要なものはほぼ揃えることが出来ます。
名称:Montreal Underground City
住所:747 Rue du Square-Victoria #247, Montréal, QC H2Y 3Y9, Canada
Web:https://montrealundergroundcity.com
ローレンシャン高原
モントリオールから車で1時間の場所にあり、深いメープルの森にきらめくような美しい湖沼が点在する自然豊かな高原地帯で紅葉観光が有名です。山や湖と見事に溶け込んだローレンシャン高原の中心地にあるトランブランビレッジは、夏はリゾート地、冬はスキーリゾートとして大変人気です。この高原で最も標高の高いモントランブランの麓に広がるリゾートで、多くのホテルやレストラン、小売店がありショッピングを楽しむことが出来ます。
名称:Laurentian Mountains
住所:Laurentides, Lac-Jacques-Cartier, QC G3N 2R5 Canada
Web:https://www.nationalgeographic.com/travel/canada/laurentian-mountains-quebec
メープル街道
ケベック州のケベックシティからオンタリオ州のナイアガラまでの全長約800kmの観光ルートを指します。カナダのシンボルでもありカナダ国旗のデザインにもなっているカエデの木の名所で、特に紅葉シーズン(9月中旬から10月中旬頃)には、見渡す限りの紅葉を楽しむことが出来ます。シュガーメープル、レッドメープル、オーク、ポプラ、シラカバ、シナノキの木々がカナダの山々を染め上げます。
名称:Heritage Highway
ケベックシティ
インディアンの言葉で「狭い水路」を意味するケベックシティは、モントリオール市内から約250km北東にあります。世界遺産のケベック旧市街の歴史地区をはじめ、ノートルダム大聖堂や戦場公園などがありまるでおとぎ話のような街歩きを楽しむことが出来ます。さらに約11km北東には、ナイアガラ滝の高さを上回る滝として有名なモンモランシー滝があります。
名称:Quebec City
Web:https://www.quebec-cite.com/en
モントリオールのビザ情報
観光ビザ(滞在者許可証:Visitor Permit)
滞在可能期間:6ヶ月まで
就学可能期間:6ヶ月まで
就労条件:不可
申請料金:eTA取得料金$7
学生ビザ(就学許可証:Study Permit)
滞在可能期間:6ヶ月以上
就学可能期間:6ヶ月以上
就労条件:語学学校生は不可(※特定の学生は可)
申請料金:ビザ申請料$150+バイオメトリクス登録費用$85
ワーキングホリデービザ
滞在可能期間:1年間
就学可能期間:6ヶ月まで
就労条件:フルタイムで就労可能
申請料金:ビザ申請料$153+就労許可申請料$100+バイオメトリクス登録費用$85
※上記は2020 年10月現在の情報になります。ビザ情報は予告なく変更されることがありますので、常に各国大使館等から最新の情報を入手してください。